ゴルフ初心者の方向けに、ゴルフクラブを買いそろえる前に知っておいた方が良い、プレーに必要なゴルフクラブの種類や本数、各クラブの役割についてご紹介します。
ゴルフクラブの種類と役割
一般的には6種類
一般的なクラブの種類は、6種類です。
- ドライバー:1本
- フェアウェイウッド:1-2本
- ユーティリティ:1-2本
- アイアン:4-7本
- ウエッジ:2-3本
- パター:1本
ゴルフコースで使うクラブの種類や組み合わせは自由ですが、使えるのは最大14本です。
とりあえず、ゴルフクラブを揃えたいと考えられている初心者の方なら、クラブセットの購入をお勧めします。
クラブセットでも、クラブの組み合わせや本数が違うので、各クラブの役割を確認しましょう。
各クラブの役割
ドライバー
ティーショットで使う1番飛距離が出せるクラブです。
必ず1本用意しましょう。
フェアウェイウッド
ティーショットで使う事もありますが、主に2打目以降で長い距離を打ちたい時に使うクラブです。
初心者の方は、無くても大丈夫ですが、クラブセットの場合は3番が含まれている事が多いです。
ユーティリティ
こちらも2打目以降で使う場合が多いですが、狙った場所にボールを運んでいくアイアン感覚に近いクラブです。
フェアウェイウッドよりシャフトが短く打ちやすいクラブです。
ユーティリティは、4番や5番が一般的で、番手数の小さいクラブの方がシャフトが長く、飛距離も長くなります。
初心者の方がフェアウェイで打つ場合は、無理にフェアウェイウッドを使うよりユーティリティを使う方が失敗が少なくなります。
アイアン
アイアンは、グリーンを狙う為のクラブです。
PW、9番、8番、7番、6番、5番などがあり、距離を打ち分けやすくなっています。
グリーンまでの距離が遠い時は、5番や6番を使い、近い時は9番やPWを使います。
ウェッジ
サンドウェッジ(SW)やアプローチウェッジ(AW)は、バンカーからの脱出やグリーン周りからのアプローチで使うクラブです。
パター
グリーン上では基本的にパターを使います。
必ず1本用意しましょう。
パターにこだわりたい方には、パターフィッティング診断がおすすめです。
クラブセット
クラブセットにも種類があります。
メンズ用やレディース用、8本セットや12本セットなどの種類があります。
また、キャディバック付きやクラブだけのセットもあります。
価格には大きな幅があり、低価格のクラブから高価なクラブまで様々です。
初心者の方であれば、手ごろな値段で気に入ったバック付きを選ぶのが無難です。
ゴルフクラブには、ヘッドの重さの違いや、シャフトの長さや硬さの違いもあるので、ゴルフスクールでアドバイスをもらってから購入するのもいい方法です。
東京在住の方なら、ゴルフ初心者専用のゴルフスクール「サンクチュアリ」があります。
ゴルフクラブのレンタルは無料なので、最初はレンタルで自分に合った長さや硬さを確認できます。
何がどう違うの?
ヘッドの重さ
一般的に重すぎると振り切れずにボールが曲がる原因になります。
逆に軽すぎてもスイングが不安定になります。
シャフトの長さ
長ければ長いほど飛距離が出る作りになっていますが、ドライバーの芯に当てるのが難しくなります。
シャフトの硬さ
シャフトの硬さには、通常の硬さの「R」(レギュラー)や、硬めの「S」(スティフ)等があり、シャフトの横に記載されています。
硬いシャフト「S」を使いこなすには、スイングした時のヘッドスピードがある程度必要です。
特に体力に自信のある方以外は、「R」(通常の硬さ)を選びましょう。
まとめ
ゴルフクラブの種類と役割を理解しておけば、ラウンドの時に何を使って打てばいいのか迷う事もありません。
クラブを正しく使い分けて、まずは楽しくゴルフをプレーしましょう。
ゴルフ練習場でボールを打つ時には、各ゴルフクラブの役割を理解して、上手に使い分けられるように練習しておきましょう。